標準貫入試験(SPT)の現場での話

こんにちは!アルクのTです!

先日、会社近くの水戸市東野町で標準貫入試験(SPT)の現場があるというので、3月から入社した高羽と一緒に行ってきました。標準貫入試験の現場をちゃんと見るのは初めて、ということで(まぁ普通に暮らしていたら、見ることはないですよね)張り切ってNEWアルク作業着・ヘルメットで現場へ。

ブログ0328

地盤関連のお仕事の方はご存知だと思いますが念のため。標準貫入試験では、N値を測定するとともに、土試料を採取することができます。
N値というのはざっくり言うと N値=地盤の固さを示す指標 というところでしょうか。
どのように測るかというと 63.5kg±0.5kgのハンマーを、76cm±1cmの高さから落とし、1m毎にサンプラーを30cm地面に貫入させます。その時の打撃回数=N値 と呼ばれていて、例えば3回ハンマーを落としてサンプラーが30cm埋まってしまったらN値は3。50回ハンマーを落としてやっと30cm埋まったらN値は50。つまり、N値が高ければ高いほど、試験した場所は固い地盤なのだという事が分かりますね。

カーン、カーン、とリズムよくハンマーの音が鳴る中、写真や動画を撮影しながら高羽が住宅関連の仕事をしていた時の思い出を話しだしました。

ある時、担当していたお施主様が、自分の土地で行われている地盤調査の様子を見に来たそう。そこでの地盤調査は標準貫入試験ではないけど、同様に棒状のものを地盤に貫入させて地面の固さを測る試験だったのですが(SWSという試験。これについてはまた後で!)、何とお施主様の目の前で、棒状のものが ストンッ! と地面に入ってしまったそう。

The 軟弱地盤…

通常、お施主様の多くは「地盤にお金をかけたくない、それなら家にお金をかけたい…」「本当に改良が必要なの?」と、地盤改良には消極的だそうですが、そのお施主様はさすがに真っ青になって、地盤改良の必要性をすんなり理解されたそうです。

地盤改良に消極的なお施主さんの気持ち、良く分かります。地面なんてパッと見どこも同じだし、基本どこも固いでしょ、落とし穴じゃあるまいし、と思ってしまうのは一般の人の感覚でしょう。でも、実際は違う、というのを目の当たりにしたお施主さんはラッキーだったのかもしれません。その後きちんと地盤改良をし、安全にお家を建てられたとのことでした。

ちなみにアルクでは、住宅というよりアパートやマンション、役所や行政などの大きめの工事の仕事が多いのですが、住宅よりも重い建物は、より地盤に気を付けないといけないですよね。地盤調査の方法から、地盤改良の方法まで、色々とご提案できますので、先ほどの「ストンッ!」のエピソードでゾッとした方はぜひアルクまでお問合せください!

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