【最新】アルクの地盤調査と地盤改良工事

「秋はどこへ行ってしまったんだろう…」
と思うほどのはやさで季節が移り替わっています。
そして、コロナ第5波もやっと収束の雰囲気で、日々の生活にちょっとだけ安堵感
を感じています。皆様いかがお過ごしでしょうか?広報担当の高羽です。

今回のコロナ第5波のインパクトと影響はなかなか強くて、いつもお世話になっている建築関連団体の催しも軒並み中止、あるいはリモート開催となりました。こういった催事は、当社のリーフレットを配布したり、広報活動の場でもあったのですが、それがかなわず、少し残念な時期となりました。

しかしながら、HPから、地盤調査・改良工事のお問合せを頂いて新規のお取引をさせて頂くこともあり、本当にありがたいと感じています。ちょっとした期間で、調査や工種の名称が変わったり、リーフレット自体もリニューアルをしたりしているので、定期的に、こちらのHPでご案内をさせて頂こうと思います。

【地盤調査/地盤改良工事(A3)】

【アルクの地盤調査】

スクリューウェイト貫入試験
標準貫入試験(SPT・ボーリング)
○平板載荷試験
○浸透試験
○残土条例に伴う土壌分析
○紙上調査
ほかにも、
ミニラムサウンディング試験
○孔内載荷試験
○一軸・三軸圧縮試験、圧密試験(室内土質試験)
○液状化検討(粒度試験含む)
○現場CBR試験/室内CBR試験 など

【アルクの地盤改良工事】

○深層混合処理工法(柱状改良)
スリーエスG工法
○浅層混合処理工法(表層改良)
○小口径鋼管工事
Σ-i(シグマアイ)工法
RES-P(レスピー)工法
ほかにも
○沈下修正工事
・アンダーピーニング
・薬液注入によるリフトアップ工法 など

各工種のリンクから、工法紹介の動画をご覧いただけます。
ぜひ、ご参考にしてください。

お問合せ、お見積もりはお気軽に。
引き続き、よろしくお願いいたします。

株式会社アルク
029-246-9511

動画で紹介するアルクその7「小口径鋼管RES-P工法」

こんにちは!アルクの広報担当・高羽です。
1年越しにオリンピック『東京2020』開幕いたしました。オリンピックの開催については、要職者の辞任、解任や、コロナ禍での開催に賛否両論ありましたが、ここまで必死の思いでたどり着いたアスリートの皆様には、最高のパフォーマンスを発揮してもらいたいなぁと思います。

今回は、地盤補強工事、パイルド・ラフト工法「RES-P工法」の様子を動画で紹介しますのでご覧ください。

★『標準貫入試験』の動画はコチラから

【RES-P工法】
弱い地盤中に亜鉛メッキを施したパイプ(細径鋼管)を貫入して、地盤とパイプの複合作用で地盤を強くして沈下を防ぐ住宅の基礎地盤工法。低振動・低騒音、養生期間が不要、残土なし等、メリットが多い工法です。

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★☆★現場管理&技術スタッフ募集中★☆★

◆地盤改良◆地質調査◆地盤補強◆地中熱◆沈下修正◆環境事業
地球の未来のために一緒に働く「施工管理の正社員」を募集中!
年齢30代が中心の、若くてパワーがある会社です!

↓↓↓こういう方にオススメ↓↓↓
・デスクワークより現場作業が好きという方
・高い評価の中で「質の高い仕事」を求めている方
・新しい時代・分野・技術にチャレンジしたい方
・若い会社でバリバリ仕事をしたいという方
・硬い話は苦手だけれど、手堅い仕事は得意という方
☆ご興味ある方、ぜひお気軽にお問い合わせください。
☆当社は「土の中から地球の未来を考える」会社です☆
株式会社アルク 029-246-9511 担当:宗元(ムネモト)
http://www.a-rc.co.jp/

↓↓↓内容・待遇等 硬い話はコチラ↓↓↓
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株式会社アルク http://www.a-rc.co.jp/
【職種】施工管理(現場内容については当社HPを参照)
【採用予定人数】2名
【対象】高卒以上、要普通免許 <未経験者大歓迎!!>
◎建築・土木関係の経験がある方、優遇!
◎土木施工管理技士等の有資格者、歓迎!
◎資格取得に必要な費用は、会社で全額負担!
【勤務地】水戸市東野町542番地5
【勤務時間】9:00~18:00(現場により早出・残業あり)
【給与】月給25万~35万円 ※経験・能力考慮し優遇いたします
【休日休暇】日曜・祝日、他会社カレンダーによる
※年末年始、GW、夏季休暇あり
【待遇・福利厚生】
・昇給あり ・社会保険完備
・交通費規定支給 ・制服・作業服貸与 ・社用車貸与
・時間外手当支給 ・試用期間3ヶ月あり
************************
当社ご連絡の上、履歴書をご郵送ください。
〒310-0846 水戸市東野町542番地5
電話 029-246-9511
株式会社アルク 担当:高羽(たかは)

最近問合せの多い「沈下修正工事」

こんにちは。アルクの広報担当、高羽です。

先週の土曜日、2/11の夜の地震は、ここ茨城でも結構大きな揺れを感じました。福島県から宮城県にかけては、津波はなかったものの「震度6強」という揺れによって、建物が倒壊したり、傾斜地の土砂が流れたり、新幹線の支柱が倒れたりと甚大な被害が出ています。
それでなくてもコロナ禍で思うようにいかない生活を強いられてますので、早く復旧されるとよいなと感じます。

さて、今回は、最近またまた問い合わせが増えてきている『沈下修正工事』についてご紹介します。

「沈下修正工事」とは、何らかの理由で傾いてしまった建物を、傾きのない状態に戻していく工事の事です。

●修正工事前17671367_1296741463738190_456113088_n
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
●修正工事後
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工事前、工事後の写真を見ると、結構傾いていたことが分かります。

具体的な工事内容、手順を、簡単に表すとこうです。
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イラストで見てしまうと、「結構簡単!」て思われがちですが、現場は本当に大変な作業になります。(写真で見ていただくだけで大変さが伝わると思います 汗)それでは写真で順を追ってご案内します。

①鋼管挿入ポイントを掘削(今回手掘りです!)
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②鋼管を建物自重を反力に地中の支持層まで挿入(基礎下の狭いところで手作業です)
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③ちなみに挿入している鋼管の写真はコチラ
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④鋼管が支持層まで達したらジャッキアップ用の器具(赤と緑のもの)を取付け
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⑤必要に応じて調整用の器具を鋼管を入れてないポイントに設置します
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⑥ジャッキアップ前に入念にレベル(水平垂直)を確認します←非常に重要です
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⑦こちらがジャッキアップのコントローラー
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⑧ジャッキアップの機械で調整した後、手作業で微調整を繰り返します
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⑨建物内部の水平垂直を確認
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⑩ジャッキ器具の隣に長さを合わせた鋼管を設置&溶接
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この後、埋め戻しと固化材の充填を行い作業終了となります。

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↓↓↓↓↓ 沈下修正工事実施 ↓↓↓↓↓
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写真でご紹介した工程の前準備として、地盤調査(SS・スクリューウェイト貫入試験)で、支持層の確認をしています。

いかがでしたでしょうか?修正工事の内容、大変さ、伝わりましたでしょうか?
傾いてしまった建物を修正するのは至難の業ですし、多額のコストがかかるだけではなく、建物そのものにもダメージが残るはずです。建物が傾いてしまう理由には、液状化や地盤の質、基礎そのもの設計など様々な要因が考えられます。大切なことは、それらのリスクを事前に把握して、きちんとした対応を施しておくことです。当社では、その「事前の備え」からお手伝いをしています。将来まで「安心・安全」な建物づくりを行うことが、当社アルクの使命です。

地盤講習会

こんにちは。アルクの広報担当・高羽です。
久々の更新となってしまいましたが、昨年末から準備をしてきた一般社団法人日本建築構造技術者協会(JSCA)茨城の「地盤講習会」を無事終えることができ、ホッと一息といったところです。

今回は、「地盤調査と正しい基礎工法選定」をテーマに、
1)株式会社アルク/地盤調査と地盤改良工事の管理
2)日本ヒューム株式会社/既製コンクリート杭の施工管理と設計監理
3)千代田工営株式会社/羽根付鋼管杭の施工管理と設計監理
と、3社分業で講習会を担当いたしました。

当社では、調査担当の宗元(ムネモト)と高羽より、
・紙上調査による調査内容の選定
・紙上調査デモンストレーション
・改良工事におけるセンター指針の変更点
・改良工事の品質管理(着底確認と早期材齢の固化確認)
について、話をさせて頂きました。

宗元の話の様子を、ほんのさわりだけご紹介します。

本人がとても照れているので、動画はここまで。

「調査の依頼をするのに全編を聞いてみたい」
「正しい調査選定を知識として持っておきたい」
という方は、宗元が直接お邪魔させていただき、この日のためにまとめた特別資料をご案内させていただきます。お時間の調整をしていただければと思いますので、ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。

【問合せ先】
株式会社アルク
TEL.029-246-9511
担当/宗元(ムネモト)

動画で紹介する株式会社アルクその3「Σ-i(シグマ・アイ)工法」

こんにちは。アルクの広報担当・高羽です。先日、ビッグサイトで開催された「地盤改良技術フォーラム」の視察に、来春入社予定の学生さんと内定者研修を兼ねて行ってきました。すっかり慣れているビッグサイトですが、、、研修ですから、今回は、ちょっと勝手が違います。(正直、緊張しました 汗)


入社前に、少しでも地盤業界のことを知ってもらいたいという主旨で設定した今回の研修。当社が採用する「Σ-i(シグマ・アイ)工法」を、いつもお世話になっているジオテック株式会社の平間課長に説明していただきました。右側(後ろ姿)で説明を受けているのが入社予定の学生(写真は恥ずかしいらしいのでまたの機会に)です。女性で、なおかつ超・文系。地盤業界のことなど全く知らない素人に、一からわかりやすく説明をしていただきました。アポなし&無茶ぶりにご対応いただき、ありがとうございました!

それでは、今回視察してきた「Σ-i(シグマ・アイ)工法」の施工風景を、動画でご覧ください!!

地盤改良工事 杭状地盤補強工法「Σ-i(シグマ・アイ)」

【Σ-i(シグマアイ)工法】
先端に4枚の掘削刃とスパイラル状の翼部が取り付けられた杭を地盤中に回転しながら貫入させる杭状地盤補強工法。

動画で紹介する株式会社アルク その2

こんにちは!アルクの広報担当・高羽です。最近は、低炭素社会を実現するためのプロジェクト『いばらき低炭素社会実現研究会』での取組みに東奔西走している毎日です。小さい組織なのですが事務局長という大任を預かり、プロジェクトが進行し実が入ってくると並行して、その責任とやりがいの大きさを感じているところです。

という、ブログ更新がおざなりになっている言い訳はほどほどにして、久々のブログ更新です(汗)今回は、「動画で紹介する株式会社アルク」の第2弾!地盤補強工事、パイルド・ラフト工法「RES-P工法」の様子を動画で紹介しますのでご覧ください。

地盤改良工事 パイルド・ラフト工法「RES-P工法」
↑クリックすると動画がスタートします

【RES-P工法】
弱い地盤中に亜鉛メッキを施したパイプ(細径鋼管)を貫入して、地盤とパイプの複合作用で地盤を強くして沈下を防ぐ住宅の基礎地盤工法。低振動・低騒音、養生期間が不要、残土なし等、メリットが多い工法です。

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地球の未来のために一緒に働く「施工管理の正社員」を募集中!
年齢30代が中心の、若くてパワーがある会社です!

↓↓↓こういう方にオススメ↓↓↓
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・高い評価の中で「質の高い仕事」を求めている方
・新しい時代・分野・技術にチャレンジしたい方
・若い会社でバリバリ仕事をしたいという方
・硬い話は苦手だけれど、手堅い仕事は得意という方
☆ご興味ある方、ぜひお気軽にお問い合わせください。
☆当社は「土の中から地球の未来を考える」会社です☆
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↓↓↓内容・待遇等 硬い話はコチラ↓↓↓
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【職種】施工管理(現場内容については当社HPを参照)
【採用予定人数】2名
【対象】高卒以上、要普通免許 <未経験者大歓迎!!>
◎建築・土木関係の経験がある方、優遇!
◎土木施工管理技士等の有資格者、歓迎!
◎資格取得に必要な費用は、会社で全額負担!
【勤務地】水戸市東野町542番地5
【勤務時間】9:00~18:00(現場により早出・残業あり)
【給与】月給25万~35万円 ※経験・能力考慮し優遇いたします
【休日休暇】日曜・祝日、他会社カレンダーによる
※年末年始、GW、夏季休暇あり
【待遇・福利厚生】
・昇給あり ・社会保険完備
・交通費規定支給 ・制服・作業服貸与 ・社用車貸与
・時間外手当支給 ・試用期間3ヶ月あり
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株式会社アルク 担当:宗元(むねもと)

スリーエスG工法4連覇です!

新社屋での営業がスタートして、早くも2週間が経過しました。たくさんの方々にお祝いを頂き、本当に嬉しい限りです!!
そして本日、もうひとつ嬉しいニュースがありました。当社が得意とする地盤改良工事・深層混合処理工法『スリーエスG工法』の表彰式で、年間売上第1位(2位とは約2倍の売上額でダントツ)、しかも4年連続という快挙を達成しました!


↑表彰式に参加した当社・石田はこの笑顔♪個人売上第1位でダブル受賞となりました!

当社は、目に見えない地中の仕事だからこそ、品質管理を大事にしています。安心・安全な暮らしを守るためには、建物の基礎を支える地盤がしっかりしていることが、もっとも重要なことだと考えているからです。この考え方に共感して頂いている皆様に支えられて、4連覇という快挙を達成できたのだと感じています!

【スリーエスG工法とは】
スリーエスG工法は、経済性や高品質に特化した地盤改良工法です。独自の手法で材齢1日で地盤改良の品質管理を行うのが特徴で、杭のデータ偽装事件以来、品質管理に厳しい目が向けられている中で注目を集めている工法です。

【スリーエスG工法現場の動画】(当社社屋改良工事見学会のものです!)

最近問合せが急増している、、、『沈下修正工事』って何?(後編)

前回に引き続き、『沈下修正工事』についてご紹介します。今回は、工事の進め方を写真を交えて具体的にご案内いたします。

●修正工事前
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↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
●修正工事後
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具体的な工法を、簡単に表すとこうです。
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イラストで見てしまうと、「結構簡単!」て思われがちですが、現場は本当に大変な作業になります。(写真で見ていただくだけで大変さが伝わると思います 汗)それでは写真で順を追ってご案内します。

①鋼管挿入ポイントを掘削(今回手掘りです!)
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②鋼管を建物自重を反力に地中の支持層まで挿入(基礎下の狭いところで手作業です)
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③ちなみに挿入している鋼管の写真はコチラ
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④鋼管が支持層まで達したらジャッキアップ用の器具(赤と緑のもの)を取付け
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⑤必要に応じて調整用の器具を鋼管を入れてないポイントに設置します
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⑥ジャッキアップ前に入念にレベル(水平垂直)を確認します←非常に重要です
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⑦こちらがジャッキアップのコントローラー
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⑧ジャッキアップの機械で調整した後、手作業で微調整を繰り返します
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⑨建物内部の水平垂直を確認
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⑩ジャッキ器具の隣に長さを合わせた鋼管を設置&溶接
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この後、埋め戻しと固化材の充填を行い作業終了となります。

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↓↓↓↓↓ 沈下修正工事実施 ↓↓↓↓↓
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いかがでしたでしょうか?修正工事の内容、大変さ、伝わりましたでしょうか?
傾いてしまった建物を修正するのは至難の業ですし、多額のコストがかかるだけではなく、建物そのものにもダメージが残るはずです。建物が傾いてしまう理由には、液状化や地盤の質、基礎そのもの設計など様々な要因が考えられます。大切なことは、それらのリスクを事前に把握して、きちんとした対応を施しておくことです。当社では、その「事前の備え」からお手伝いをしています。将来まで「安心・安全」な建物づくりを行うことが、当社アルクの使命です。

最近問合せが急増している、、、『沈下修正工事』って何?(前編)

こんにちは。アルクの広報担当・高羽(たかは)です。年度末、気ぜわしい時期ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?年度末ということもあり、ここ1年間の問合せ件数などを検証してみました。すると、、、傾いてしまった建物を修正する『沈下修正工事』のお問合せや引き合いが多くなってきていることが分かりました。話に聞くと、当社だけではなく、この業界全体で相談件数が急増しているとのこと。ということで、改めて、『沈下修正工事』についてアップしたいと思います!

まずは、下の写真。建物が斜めになってしまっています。分かりますか???

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次の写真の方が分かりやすいかもしれません。

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↑ 建物外壁-基礎の見える部分-地面の関係。写真右側に傾いてしまっています。

この状況をまっすぐに修正していく工事が『沈下修正工事』です。

↓↓↓↓↓ 沈下修正工事実施 ↓↓↓↓↓
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↑ こんな感じに真っすぐに修正していきます。

ここで疑問が生まれます。
「さて、どうやって建っている建物をそのままに、真っすぐに直すの?」
いくつか工法はあるのですが、、、今回採用した工法の詳細は次回ブログで写真を交えてご紹介します!

当社が得意なスリーエスG工法について(前編)

皆さん、こんにちは。アルクの広報担当・高羽です。昨年12月8日に、当社社屋建築現場での地盤改良工事を公開いたしました!地盤改良に採用した工法は「スリーエスG工法」で、当社がもっとも得意とする工法です。

★昨年のスリーエスG工法表彰式の写真です!

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全国売上3年連続第1位で表彰を受けるぐらい自信がある工法です

今回は、現場の写真を交えながら、スリーエスG工法のポイントを説明したいと思います!

1/土質採取
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事前に改良する地盤を試掘して施工範囲の地質を確認
ボーリング柱状図との相違を確認

2/施工位置確認
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施工範囲と杭芯位置の確認を慎重に行います。

3/材料検収
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必要数がきちんと搬入されているか袋に数字を記入して確認します
材料の数量をわざと減らしたり、うっかり間違えたりしないようキチンと管理します。

4/攪拌翼検尺
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施工予定の杭径(改良の太さ)に合致した装着器具であることを確認
この専用特殊攪拌翼が、高い攪拌効率と品質の安定、多種多様な地質対応のポイント

5/施工状況(据付状況)
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専用攪拌翼を取り付けて工事を進めます

6/施工状況(攪拌翼取り付け~改良工事開始)
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掘削・固化剤吐出・攪拌を同時に施工していきます

7/施工状況(管理装置)
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管理装置にて深度・鉛直・回転数・セメントミルク量を確認しながら作業を進めます

8/施工状況(打設後の攪拌翼)
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施工深度まで攪拌・打設が完了した後、攪拌翼をとりはずして、
改良土サンプル採取用の「メーターサンプラー」を取り付けます

といった感じに、スリーエスG工法の施工は進んでいきます。
ここまでの工事のポイントは、「しっかりした改良品質」を得るために「事前の土質確認・固化剤配合の検討」を行い「固化剤の量・仕様器具・施工位置・垂直施工」をしっかり管理する、ということ。設計通りに、いやそれ以上に現場状況に対応しながら、確実な改良品質を得る工事を行うことが、安心安全な建物づくり、安心安全な暮らしの提供に不可欠だと、当社は考えています!

後編では、「改良した土が、予定通りにしっかり固まるかの確認」というところをポイントに、「メーターサンプラーでの材齢1日の品質管理」をご紹介していきたいと思います。後編では、施工動画も盛り込んでいきますので、ぜひご期待ください!