最近問合せが急増している、、、『沈下修正工事』って何?(後編)

前回に引き続き、『沈下修正工事』についてご紹介します。今回は、工事の進め方を写真を交えて具体的にご案内いたします。

●修正工事前
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●修正工事後
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具体的な工法を、簡単に表すとこうです。
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イラストで見てしまうと、「結構簡単!」て思われがちですが、現場は本当に大変な作業になります。(写真で見ていただくだけで大変さが伝わると思います 汗)それでは写真で順を追ってご案内します。

①鋼管挿入ポイントを掘削(今回手掘りです!)
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②鋼管を建物自重を反力に地中の支持層まで挿入(基礎下の狭いところで手作業です)
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③ちなみに挿入している鋼管の写真はコチラ
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④鋼管が支持層まで達したらジャッキアップ用の器具(赤と緑のもの)を取付け
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⑤必要に応じて調整用の器具を鋼管を入れてないポイントに設置します
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⑥ジャッキアップ前に入念にレベル(水平垂直)を確認します←非常に重要です
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⑦こちらがジャッキアップのコントローラー
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⑧ジャッキアップの機械で調整した後、手作業で微調整を繰り返します
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⑨建物内部の水平垂直を確認
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⑩ジャッキ器具の隣に長さを合わせた鋼管を設置&溶接
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この後、埋め戻しと固化材の充填を行い作業終了となります。

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↓↓↓↓↓ 沈下修正工事実施 ↓↓↓↓↓
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いかがでしたでしょうか?修正工事の内容、大変さ、伝わりましたでしょうか?
傾いてしまった建物を修正するのは至難の業ですし、多額のコストがかかるだけではなく、建物そのものにもダメージが残るはずです。建物が傾いてしまう理由には、液状化や地盤の質、基礎そのもの設計など様々な要因が考えられます。大切なことは、それらのリスクを事前に把握して、きちんとした対応を施しておくことです。当社では、その「事前の備え」からお手伝いをしています。将来まで「安心・安全」な建物づくりを行うことが、当社アルクの使命です。

最近問合せが急増している、、、『沈下修正工事』って何?(前編)

こんにちは。アルクの広報担当・高羽(たかは)です。年度末、気ぜわしい時期ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?年度末ということもあり、ここ1年間の問合せ件数などを検証してみました。すると、、、傾いてしまった建物を修正する『沈下修正工事』のお問合せや引き合いが多くなってきていることが分かりました。話に聞くと、当社だけではなく、この業界全体で相談件数が急増しているとのこと。ということで、改めて、『沈下修正工事』についてアップしたいと思います!

まずは、下の写真。建物が斜めになってしまっています。分かりますか???

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次の写真の方が分かりやすいかもしれません。

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↑ 建物外壁-基礎の見える部分-地面の関係。写真右側に傾いてしまっています。

この状況をまっすぐに修正していく工事が『沈下修正工事』です。

↓↓↓↓↓ 沈下修正工事実施 ↓↓↓↓↓
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↑ こんな感じに真っすぐに修正していきます。

ここで疑問が生まれます。
「さて、どうやって建っている建物をそのままに、真っすぐに直すの?」
いくつか工法はあるのですが、、、今回採用した工法の詳細は次回ブログで写真を交えてご紹介します!

平成29年度地中熱補助金の見通し

皆さん、こんにちは!アルクの広報担当・高羽です。だいぶ春らしくなってきたと同時に、、、スギ花粉の季節も到来してしまいました(^^;) 私は「薬&マスク」の比較的軽めの対応でしのいでいますが、皆さんはいかがでしょうか?

春の到来ということで、この時期気になる情報が「新年度の補助金」についてです。地球温暖化防止を最大目標に、パリ協定を順守すべく数々の政策が打ち出されているわけですが、「補助金による再生可能エネルギーの普及やモニタリング」もその政策のひとつになっています。何を隠そう、現在建築中の当社社屋工事でも、「再生可能エネルギー事業者支援事業費補助金(経済産業省・取扱窓口は一般社団法人環境共創イニシアチブ)」という助成を受けています。

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↑モニタリングに必要なデータロガーの取り付け状況

補助を受けることがすべてではありませんが、温暖化防止に貢献する建物を作ることや、補助金を活用することで温暖化防止のメッセージを発することができるのであれば、これは低炭素社会に向かっていく上で重要なことだと思います!

さて、気になる今年の地中熱補助金事業ですが、、、

ざっくりまとめると
1)モニタリング補助は打切り(地中熱は使える!という判断が出たととらえましょう)
2)事業者支援の補助金は継続(今年度計画がある法人の担当者は要チェックです!)
3)ZEH普及加速事業補助金の1要素になりえる(WEBプログラム対応の恩恵)
と言えそうです。

現段階ではまだ予算審議中ですので、「確定!」とは言い切れませんが、ほぼほぼ概算要求の内容通りと認識してもいいのではないでしょうか。(各省補助金担当の方がお話しされていました)

IMG_1076↑3/1には「補助金説明会」が開催され、関係各省担当の方から説明がありました

補助金の申請は、非常に煩雑でややこしいところもありますが、当社には、社屋工事をはじめ数物件で補助金申請をまとめ上げたという、かけがえのないノウハウがあります。「補助金、ちょっと興味あるなぁ」「今回の計画に使える補助金はないのかなぁ」と思った皆さん、どうぞお気軽にお問合せくださいませ!

問合/株式会社アルク 029-246-9511
担当/高羽

アルクのカンボジア旅行

皆様、こんにちは。先週の社員旅行から戻ってきたPOWER満々のベトナム人スタッフ・リンでございます。今回のブログは、社員旅行のことをアップすることにします。皆様、是非ご覧下さいね^^

去年の社員旅行は、ベトナムのホーチミンへ行きました。今回はベトナムの隣の国、カンボジアのシェムリアップ! ベトナムのハノイに駐在所を持ったり、今度またベトナム人スタッフを日本で雇用したりと、アルクは東南アジアの「文化」「人」「技術」に、とても関心を持っています!さぁ、それでは、写真の旅を始めてみましょう!!!

シェムリアップ国際空港
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シェムリアップについたのは暗くなってから。羽田や成田空港の近代的なデザインと違って、シェムリアップの空港は、綺麗なリゾートパークのようでした。

シェムリアップの町
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気温(昼で35℃ぐらい)は基本的にベトナムのホーチミンとあまり変わらない感じ。パブストリートは、夜遅くまですごくにぎわっていました。とにかく、パワーを感じました!

バイクタクシー(トゥクトゥク)
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シェムリアップではタクシーはほとんど走っていません。その代わりに、バイクのタクシーが普通です。「ガソリンがすごく高いので、車よりはバイクが多い」とガイドさんが教えてくれました。乗ってみると、ちょっと怖かったけど、楽しかったですよ^^

ベンメリア遺跡の写真①
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ベンメリアは、カンボジアのアンコール・ワットの約40kmにある遺跡。これまで人の手が入らず、木の根などが石の間に入り込んで崩壊がすすんでいる遺跡です。日本みたいに地震が多かったら、もっと崩壊していたかもしれませんね(^^;)

ベンメリア遺跡の写真②
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今は観光用に歩道が設置されていますが、急な階段などが多く、ちょっと怖かったです。

アンコール・トムの遺跡①
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ヒンドゥー教寺院建築の遺跡群のひとつ、アンコール・トム。「トム」は「大きい」という意味だそうです。(これもガイドさんが教えてくれました。)有名なこの門の向こうに、広い昔の都市が残っています。

アンコール・トムの遺跡②
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遺跡の中で、結婚記念の写真を撮っているカップルがいました。カンボジアでは、遺跡で記念の写真を撮ることがメジャーということでした。

アンコール・ワットの遺跡①
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そして世界的にもっとも有名なアンコール・ワットの遺跡群にも行きました。水面に映る『逆さアンコール・ワット』も見ることができました!

アンコール・ワットの遺跡②
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寺院内部。回廊の写真です。建造物はすべて石で作られていました。昔は機械などが無くて作業はすべて人の力。本当に大変な作業だったと思います!人間の力は凄いんだなぁと思いました!

初めて行ったカンボジアでしたが、とにかく暑かったです(^^;)気温は約35℃ぐらいで、4月になるともっともっと暑くなるそうです。エアコンなしではいられませんね。でも、賃金や物価から考えると、日本よりずっと電気代が高いということをガイドさんは教えてくれました。それなのでエアコンや冷蔵庫などの普及もまだまだ途中で、日本では当たり前の便利な生活もカンボジアでは普通ではないのだそうです。電気を節約するために、太陽光発電や暑い気候を利用してお湯を沸かしたり、当社のGBECみたいに地中の冷たい熱を使って空調するなど、日本の技術が使われたらいいのになって思いました。あと、カンボジアでは、ついこの間まで内戦があり悲しい歴史があることも知りました。ちょっと街から離れた場所には、今でもまだまだ地雷が埋まっているそうです。しかし、みんなニコニコしていて、心が優しくて、親切な方が多かったことが印象深いです!笑顔で生活できるってことは、とても素晴らしいことだと思います!

ということで、今日も1日にニコニコ笑顔で頑張りましょう!!!