皆さん、こんにちは。アルクの広報担当・高羽です。昨年12月8日に、当社社屋建築現場での地盤改良工事を公開いたしました!地盤改良に採用した工法は「スリーエスG工法」で、当社がもっとも得意とする工法です。
★昨年のスリーエスG工法表彰式の写真です!
全国売上3年連続第1位で表彰を受けるぐらい自信がある工法です
今回は、現場の写真を交えながら、スリーエスG工法のポイントを説明したいと思います!
1/土質採取
事前に改良する地盤を試掘して施工範囲の地質を確認
ボーリング柱状図との相違を確認
2/施工位置確認
施工範囲と杭芯位置の確認を慎重に行います。
3/材料検収
必要数がきちんと搬入されているか袋に数字を記入して確認します
材料の数量をわざと減らしたり、うっかり間違えたりしないようキチンと管理します。
4/攪拌翼検尺
施工予定の杭径(改良の太さ)に合致した装着器具であることを確認
この専用特殊攪拌翼が、高い攪拌効率と品質の安定、多種多様な地質対応のポイント
5/施工状況(据付状況)
専用攪拌翼を取り付けて工事を進めます
6/施工状況(攪拌翼取り付け~改良工事開始)
掘削・固化剤吐出・攪拌を同時に施工していきます
7/施工状況(管理装置)
管理装置にて深度・鉛直・回転数・セメントミルク量を確認しながら作業を進めます
施工深度まで攪拌・打設が完了した後、攪拌翼をとりはずして、
改良土サンプル採取用の「メーターサンプラー」を取り付けます
といった感じに、スリーエスG工法の施工は進んでいきます。
ここまでの工事のポイントは、「しっかりした改良品質」を得るために「事前の土質確認・固化剤配合の検討」を行い「固化剤の量・仕様器具・施工位置・垂直施工」をしっかり管理する、ということ。設計通りに、いやそれ以上に現場状況に対応しながら、確実な改良品質を得る工事を行うことが、安心安全な建物づくり、安心安全な暮らしの提供に不可欠だと、当社は考えています!
後編では、「改良した土が、予定通りにしっかり固まるかの確認」というところをポイントに、「メーターサンプラーでの材齢1日の品質管理」をご紹介していきたいと思います。後編では、施工動画も盛り込んでいきますので、ぜひご期待ください!