再生可能エネルギーを求めて、新潟へ! その2「下水熱編」

こんにちは!アルクの広報担当:高羽です。それでは新潟視察の第2日目。下水熱を利用した施設の模様をお届けします!

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蛇足ですが、、、宿は1日目のバイオマスプラントにほど近い瀬波温泉。日本海に沈む夕陽がきれいだった!温泉&美味しい夕飯、志を共にする同志との宴は、貴重な時間となりました。

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2日目は、ヒートライナー工法という、老朽した下水管を修復しつつ下水熱を回収するという、一石二鳥の優れもののシステムの見学です。回収した熱を、ヒートポンプを介して室内の空調に利用します。

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これが、ヒートポンプの仕組み。空調以外でも、ジュースの自動販売機などで幅広く活用されている技術です。

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見学施設は十日町市営の保育園。といっても子供たちはお昼寝中につき、そっと隣接の機械室を見学しました。ヒートポンプと測量計器が並んでいました。

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コチラのパネルが、下水熱ヒートポンプシステムの概要。これって、、、

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当社の地中熱全館空調システム「GBEC(ジーベック)」にそっくり!

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採熱管の中に流す循環液も同じようですね。

地中熱と下水熱。違う点は「自前の土地で採熱出来る地中熱」と「公共のインフラ(下水)で採熱出来る下水熱」というところです。個人的な印象ですが、個人の住宅や建築施設に向いている地中熱と、公共施設に向いている下水熱といったところでしょうか。

1日目のバイオマス、2日目の地下水熱と、まだまだ利活用のしきれていない再生可能エネルギーに触れることができました。それぞれに良いところや課題はありますが、大切なことは、地球の温暖化防止に向けて自分たちに出来ることに真摯に取り組んでいく、ということ。私も、折に触れて再生可能エネルギーについて、ブログなどで発信し続けたいと思います。

 

 

再生可能エネルギーを求めて、新潟へ! その1「バイオマス編」

こんにちは!アルクの広報担当:高羽です。今月末にベトナムに行ってきます!何をしに???ベトナムの優秀な人材を求めて、就職セミナーに参加してきます。来月頭には、このブログでレポートしますので、乞うご期待!

そんな中、14日・15日の2日間、新潟に行ってきました。「バイオマス」「下水熱」という、大注目されている再生可能エネルギー施設の視察です。

まずは、バイオマスから!

15139380_1147012405377764_1525125752_n視察先は『瀬波南国フルーツ園』。
バイオマス発電と農業、そして廃棄物処理の3事業がうまく融合した施設です!

15133727_1147012385377766_711661951_oメタン発酵のプラント。プラントって言っても大きなものではなく、イメージしていた規模より小さいものでした。

15128627_1147012398711098_142989801_nこちらは、受け入れた食品残渣や汚泥を細かくする機械。
学校給食や宿泊施設の、言ってみれば「食べ残し」をメタン発酵させてメタンガスという燃料を作ります。地域の廃棄物処理にも一役買っていることになりますね!

15133867_1147012382044433_2086390907_o今まさにメタン発酵している最中を撮影させてもらいました。が、、、暗がりの中な上、発酵物は薄茶色の泥状になっているので、ちょっと分かりずらいですね(^^;)

15087060_1147012408711097_1994850922_n発生したメタンガスを使って発電!化石燃料を使用しないクリーンなエネルギーです。電気は全量買取制度を使って売電。発電時にできる熱で「湯」を作って、機械維持の熱源と、フルーツ園の地下を温める熱に利用しているそうです。

15129881_1147012412044430_1856374479_nあったか室内では、南国独特のフルーツが元気に育っています!だから寒さが厳しくなる新潟でも「南国フルーツ園」が成立するんですね!

15133928_1147012372044434_1060424310_o最後にコチラ。食物残渣等をメタン発酵させた際に出来る「液肥」と、米の精米で出来る「もみ殻」で作った「飼料」です。これを使っておいしい作物を作っていきます。

これが、『瀬波南国フルーツ園』での一連の流れです。
メタン発酵のエネルギーサイクルをまとめると、、、

○作物を栽培

○消費した食物残渣をメタン発酵の原料として利用(学校や宿泊施設の食品廃棄物等も受け入れ)

○バイオマスプラントで「電気」と「熱」と「液肥」を作る

★電気は販売(クリーンエネルギー)
★お湯は機械の維持管理や農園地中の暖房用に利用(南国フルーツの栽培も可能!)
★肥料で栽培力アップ!

○作物を消費したら、再びメタン発酵の材料へ!!

自然の恵みを余すところなく使う「バイオマス」の技術。感服しました。

次回のブログでは、「下水熱」を利用した空調&融雪施設をレポートします。
弊社が扱っている「地中熱」と通じるところがあり、とても興味深かったですよ!次回ブログを、楽しみにお待ちください!

瀬波南国フルーツ園
★所在地 〒958-0037 新潟県村上市瀬波温泉1-1175-42
http://nangoku.boo.jp/index.html
★新潟県村上市、瀬波温泉のすぐ近くです。日本海に沈む夕日がステキなところです!
★絶品ジェラートの通信販売も行っています!

『水戸市堀町地中熱+全館空調の家』掘削見学会レポート

アルクの営業担当:薗部です!今回のブログの担当を仰せつかりました。よろしくお願いいたします!
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さて、今回のブログでは、11月4日・5日で開催した『地中熱の家・掘削見学会』の模様を、お届けしたいと思います!

見学会自体は2日間とも快晴に恵まれ、まさに見学会日和となりました。参加者は、メーカー・協力店・設計・ビルダー・商社等、2日間で計30名弱。多くの方々にご見学頂きました!

初日の午前中、掘削途中にケーシング管に石が詰まるアクシデントもありましたが、全体的に作業はすこぶる順調♪ 見学会2日目は午後イチからUチューブ埋設が予定されていましたが、掘削状況が多少遅れて、15:30ごろからの埋設となりました。Uチューブ埋設見学を目的としている来場者もおり、皆さん、真剣なまなざしでご見学頂きました。

15045451_1140913525987652_1311797631_o11/4-11/5共 晴天に恵まれ、絶好の見学会日和になりました。
朝早くから掘削工事を見学に来て頂きました。

15044795_1140913515987653_1098161497_o施工のみならず、掘削機械や地中熱採取に必要な採熱管にも興味を示して頂きました。

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採熱管(Uチューブ)を興味津々で見ているお客様!

15034354_1140913519320986_79750379_o掘削施工業者の方もたくさんの方に見られながらの作業に少々照れ気味です。

14976052_1140913512654320_595710759_o掘削が順調に進んでいく中、見学者の数も多くなってきました。

15064032_1140913472654324_1101430686_o弊社神山も頑張っています。

15046216_1140913465987658_222166977_n弊社リンも一生懸命頑張っています。

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今後の見学会予定は、HP設置及び横引き配管を見て頂く見学会と完成見学会を予定しています。

最後になってしまいましたが、今回の見学会では、駐車場のご協力をいただいた地主様、近隣で工事をしている施工業者様など、多くの方々にご協力をいただきました。心よりお礼申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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『穴、掘りました!』 ~地中熱掘削見学会開催

皆さん、こんにちは。アルクの広報担当:高羽です。
11月4日(金)と5日(土)の2日間にわたり、地中熱全館空調システム「GBEC(ジーベック)」の新しい現場(水戸市堀町)で採熱孔の掘削現場見学会を行いました!

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いやぁ、晴れて良かった!!
なかなか見ることができない工程とあって、県内外から多くの方々にご見学頂きました。当日の詳細については、後日またレポートします!

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地下の世界の専門媒体『Geo Value』さんにも、取り上げていただきました!
(媒体の詳細は、 https://ecoseedplan-japan.themedia.jp/ をご覧下さい)

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出展:GeoValue vol.15  ※発行者許可済み

【号外】茨城新聞(11/1)に掲載されました!

茨城県の注目企業ということで、当社アルクの記事が茨城新聞(11/1号)に掲載されました!『企業の選択』という連載コーナーです!

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(茨城新聞・11/1付・経済面より)

「安心・安全な暮らしを、皆様にお届けしたい」

という理念のもとに当社ですすめている『紙上調査』と、地盤や基礎の設計支援ソフト開発の取り組みについて取材をしていただいています。今回の記事掲載を機に、当社の使命(というとちょっと大袈裟ですが・・・)を胸に、さらに精進していきたいと思います!皆様、今後ともよろしくお願いいたします!

ベトナム計画投資省副大臣との意見交換会に参加しました

皆様、こんにちは!
株式会社アルクのベトナム人スタッフのリンでございます。

久しぶりにベトナム系の情報をアップしたいと思います!
アルクブログに「華」をそえるような、スペシャルなニュースをシェアしますよ~!!!

実は、、、弊社の取締役・神山(ボス)は、ここのところ毎月ベトナムへ出張しています!仕事がまさに『山』のようにあるようです。(^^)
私は一昨日、ハノイから戻ってきたばかりのボスと一緒に『ベトナム計画投資省副大臣との意見交換会』に行ってきました。(ボスは、ハノイは秋だというのにとっても暑かったと言っていました)

副大臣って!すごいと思いませんか!?

真ん中に座っている方(女性の隣)が副大臣です
真ん中に座っている方(女性の隣)が副大臣です
当社、事業の紹介をするボス
当社、事業の紹介をするボス

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主催者であるジェトロ茨城よりのお誘いを頂いて、このセミナーに参加したのは当社を含めて約20社ぐらい。それぞれ自分の会社やベトナムでの事業について紹介しました。

ベトナム。。。
市場も広いし、労働者も多いので、外国の企業から見たら、本当に魅力が溢れる国だと思われます。ですが、実際に現地で事業をしようとするときには、法律的な手続きなどのトラブルがたくさん生じるという状況です。なので、今回、ベトナム計画投資省 グエン・バン・チュン副大臣と挨拶し、直接意見を交換できたことは良いチャンスでした!

もっとたくさん話を聞きたかったのですが、2時間ぐらい(短すぎる!)で質問の時間は終了。その後は、禁止される業種や労働時間、環境問題など、ベトナムの労働法・投資法に関する説明を、副大臣から頂きました。また、副大臣は「今後、ベトナムへの外人投資家を効果的に引き付けるために、ベトナム計画投資省が規制を緩和することを検討中です」とも強調していました。

ベトナム投資の資料です!
ベトナム投資の資料です!

私ははじめて副大臣とお目にかかりましたが、偉い人との『壁』を全然感じませんでした。仕事の話題以外では、ハノイの美味しいお店のことを話したり、記念写真を撮って頂いたりしました。このような副大臣の日本訪問のお陰で、これからも両国の経済協力が促進されていくかなぁと思います。ベトナム・日本との繋がりがさらに深くなるといいなぁ(^o^)/

副大臣とボスの2ショット
副大臣とボスの2ショット

来月、私達はまたベトナムへ出張する予定なので、その状況をあとで報告させていただきます。
ブログをご覧いただき、誠にありがとうございました!

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使い捨てカイロを「使い捨てない」方法

こんにちは!アルクの広報担当・高羽(たかは)です。
ここ最近、環境系の学習会やセミナー、会合にちょくちょく参加させていただいています。一昨日も、エコカレッジのカリキュラムで、常陸太田市にある「宮の郷バイオマス発電所」の見学会に参加してきました。

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当社がオススメをしている「地中熱」同様、「バイオマス」も大きな注目を浴びています。温室効果ガス削減目標の達成に向けた動きは、ますます加速していきそうです。

で、ここからが今回の本題。
こういった、セミナー等に多く参加していると、段々エコ意識が芽生えてきて身近なもののリサイクルにも関心が向くようになってきます。そこで今回注目したのが「使い捨てカイロ」です。

「このECOの時代に“使い捨て”って・・・」

と思ってしまった私は、早速『使い捨てカイロ エコ』『使い捨てカイロ 再利用』などのキーワードで検索をかけてみました。すると、こんなサイトを発見!

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【出展】
左/Spotlight http://next.spotlight-media.jp/article/214273300525007637
右/e-情報.com http://e-jyouhou.com/1201.html

ざっくりまとめると、、、
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●携帯用使い捨てカイロは次のような成分で出来ている
・鉄粉 ・水 ・木粉 ・活性炭 ・バーミキュライト ・塩類 ・吸水性樹脂 等

●成分中の「活性炭」には、脱臭や吸湿の効果が期待できる。
タンスや下駄箱で再利用してみよう!

●成分中の「バーミキュライト」は保水性や通気性、保肥性が期待できる。
土に混ぜて家庭菜園などに効果的!

●しかし「塩分」を含んでいるので農業利用などでは対策が必要。
(塩分をろ過するとか、使いすぎないとか)
===================================

といった感じ。
正直なところ、「使い捨てカイロ」は、使用してしまったら捨てることしかできない、しかも、「可燃ごみ」なのか「不燃ごみ」なのかもイマイチよく分からない、「ちょっと厄介なシロモノ」だと思っていました。しかし、簡単置くだけで脱臭剤として再利用とは驚きです!さらに家庭菜園にも使えるなんて!!かなり認識が変わりました。

そこで、これからの寒い時期に向けて、こんなノベルティはどうでしょうか。

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「使い捨て」から「使い捨てないカイロ」へ!
ECO啓蒙シール付きで、リサイクルを促すノベルティです。このお土産を、いつ、どう使うのかは、またの機会にアップしますね!

今回のカイロに限らず、環境を意識する取り組みは私たちの身近なところにあるものだなぁというお話でした。これからも、色々な再利用法、捨てない取り組み、見つけていきたいと思います。

水戸のまちをつくっちゃった!

こんにちは!アルクの広報担当・高羽(たかは)です。いきなりの冷え込み、一気に秋に突入といった感じですが、皆さん、いかがお過ごしですか?

今回のブログでは、先月末に行われた水戸まちなかフェスティバル『水戸のまちをつくっちゃおう!』のコーナーを、ご紹介したいと思います。

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建築家協会茨城地域会が担当したワークショップ!
当社アルクも、その一員として参加しました。

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色々なカタチの素材を自由に組み合わせて、建物を作っていきます!

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色、カタチ、デザイン。
自由な発想で出来た建物は子供たちの夢がつまっていますね♪

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夢いっぱいの、とってもステキな『水戸のまち』が完成!
子供たちの発想力って本当に素晴らしい!!

参加した子供たちは、それこそみんな夢中。作る建物のカタチや色、建てる場所や、向き、どれひとつとっても個性があって、オンリーワンってまさにこういうことなんだなって感じました。
最近は、環境保全のことや、再生可能エネルギーのこと、企業経営のことなど、仕事にまつわる外部の研修や講座に多く参加していますが、「子供たちと未来のために何ができるか」ってこと、とっても大切だなって感じました。

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鹿嶋に新たな地中熱の家が誕生しました!(その3)

アルクの営業担当、薗部です。
いよいよ鹿嶋市Y様邸のステキな建物内部のご紹介です!

全館空調の良いところは、
★エアコンのように室外機が必要ないので、建物周りがスッキリ!
★エアコン本体のような大きな機械がなく、吹出口と吸込口だけで内装が超・美しい
★エアコンは通常置かないスペースにも吹出口が設置でき快適空間を実現
というところがあげられます。
スッキリとした室内の美しさ、ぜひご覧ください!

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吹出口:ダイニング

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吹出口/吸込口:リビング

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吹出口:吹抜け

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吹出口:玄関

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吸込口:2階廊下
吸込口にはフィルターが設置されていて、室内の空気の汚れを吸着します。

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吹出口:和室

今回は1階に吹出口5箇所・吸込口2箇所と吹抜け上部に吹出口2箇所・吸込口1箇所、2階に吹出口3箇所・吸込口2箇所を設置しました。

これで家中どこでも快適空間を実現する「地中熱全館空調」の家が完成です。地中熱という再生可能エネルギーを上手に利用するだけでなく、内外装の美しさも実現する次世代の全館空調システムです。

10/21(金)・22(土)には、水戸市見川町の地中熱の家で見学会を行います。地中熱の家の快適さ、内観の美しさをぜひ体感してください。この1年ちょっとの間で、のべ700名様以上の皆さんにご体感いただいています。案内は、私、薗部が承りますので、ぜひお気軽にお問合せくださいね。

【見学会のご案内】
日時:10月21日(金)・22日(土) 10時~16時 ※完全予約制
会場:水戸市見川町(水戸市民球場近く・詳細はお問合せください)
問合:029-246-9511
担当:薗部(そのべ)

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【参考】
建物構造・仕様
構造:木造在来工法2階建て ≒48坪
外皮:窯業系サイディング t-15
断熱:グラスウール
地中熱HP:5Kw 1台
空調吹出口:11箇所
空調吸込口:4箇所
※北側寝室は別途個別AC設置

地中熱工法
ダイレクトクラスター 埋設箇所2箇所 深度≒60m

使用重機
SP-50

鹿嶋に新たな地中熱の家が誕生しました!(その2)

前回に引き続き、営業担当の薗部です。

今回は、地中熱を取るための掘削工事などをご紹介します。私の苦労話も、ぜひ聞いてくださいね!

それでは、早速、掘削工事のご紹介。

●地中熱工事に必要な機械や設備の設置状況

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現場には大きな機械が入ります
4t車2台分くらいのスペース確保が重要!

●熱源の掘削状況(1)
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ご覧のとおりタイトな現場(^_^;
こちらの建築地では既存建屋(祖母の家)が隣接
重機進入が難しいとの判断で、新居仮足場の撤去を待って掘削工事スタート

●熱源の掘削状況(2)
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見てください!機械1台ぎりぎりのスペースしかありません。
しかしそこは「レッツ!ポジティブシンキング!!」
狭小地のリフォーム工事受注の時の練習も兼ねて作業しました。
狭小地リフォームのニーズは、これからどんどん高まっていくと予想しています。

●熱源の掘削状況(3)
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給排水設備等の埋設状況を確認した上で掘削開始

●掘削工事ポイント周辺状況
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青い丸い部分は、排水や浄化槽の枡です。たくさんあります。
新築部分だけでなく、既存家屋の給排水状況も確認しなければいけません。

●Uチューブ搬入状況
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Uチューブ吊りあげ状況。
このチューブの中に採熱用の不凍液が充填されます。

●Uチューブ埋設状況(施工後)
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地面からニョキっと頭を出している部分がUチューブの先端。
ここに建物内部に引き込む横引き配管を接続します。

●Uチューブ埋設完了状況
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両脇にも雨水管等が埋設されており、狭小地での施工の難しさを感じました。

●一次側横引き配管施工状況
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電気配管や雨水管などと交差する箇所もあり、
傷つけないように慎重に施工しました。

●Uチューブと横引き配管の接合状況(1)

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EF材は専用器具を用いて熱融着接合しています。

●Uチューブと横引き配管の接合状況(2)

専用融着器具
専用融着器具

●Uチューブと横引き配管の接合状況(3)

Uチューブ内に挿入するブライン液
Uチューブ内に挿入するブライン液

ここまでが、掘削からチューブ管の埋設、横引き配管の設置状況です。既存配管がある中での作業は緊張の連続でしたが、無事安全に施工することができました。事前計画の重要性を改めて確認できる作業現場となりました。

いよいよ次回は完成した建物の内部をご紹介します!ぜひ楽しみにしてください!!