震災から今日で早8ヶ月が経ちました。
まだまだ周囲の住宅の屋根にはブルーシートがかかっている家も多く、また傾いている建物もまだまだ見られます。
一体この復旧には何年かかるのでしょうかね。。
沈下修正工事も本日で28件目が無事に終了しましたが、まだまだまだ次の予定が続き、新規の相談案件もまだまだ舞い込んで来ます。
弊社は今、茨城県内の修正工事を中心に行っておりますが、現在神栖市を筆頭に、ひたちなか市、東海村、来週からは鉾田市が着工となります。
休みなく現場で頑張っている職人さん達には本当に苦労をかけてます
本当にお疲れ様です。
弊社の沈下修正工事は、県内を中心に物件のほとんどがアパートやマンション、施設や店舗に集中してますが、最近では戸建て住宅の相談が激増してます。
住人の生活に直結しているため、コストの面や工期の面を含めかなり切迫した現場ばかりです。
そんな中、せっかく修正した物件の再沈下の噂がチラホラ聞こえ始めました。(弊社の物件ではありません)
本当に悲しいことですが、我々地盤の技術者が、きちんと地盤と沈下の原因を考察し、見合った工法を提案出来なければこの問題は解決出来ません。
自然と地球を相手にする仕事の難しさをつくづく実感しています。
もうすぐ年末を迎え、新築の地盤改良工事が佳境を迎えようとしています。
お陰様で今年は例年以上にお仕事を頂いているため、こちらも休みなく現場が動いております。
最近は特に、擁壁の補強や地盤改良による地中連続壁の現場が増えました。
何だか年々現場の難易度が高くなってきているような気がしてなりません。。
新築物件にしても、修正物件にしても、生活の全ての場面を支えているのは建物であり、その地盤・基礎です。
ARCは、その全て(ALL)に関わるリスク(Risk)をコンサルタント(Consultant)する企業として、地盤から皆さんの未来を支えていきたいと思っています。
今後もどうぞよろしくお願い致します!
P.S.
先日、茨城県建築士会の某支部会にて、震災による地盤被害とその復旧・対策工についてのセミナーの講師に立たせて頂きました。
御清聴頂いた皆さま方、誠にありがとうございました。
今後も時間を作り、どんどん機会を増やしていきたいと考えております。
またのお声掛けを宜しくお願い致します!
㈱アルク 神山 健