地球温暖化のお話(その2)

こんにちは。アルクの広報担当・高羽です。「昨年度は環境についてたくさん勉強しました!」と前回のブログで書きましたが、昨日、茨城県からこのようなものが届きました!

茨城県地球温暖化防止活動推進員の委嘱状です!エコカレッジを修了し、平成29年度は、地球温暖化防止活動推進員としてより積極的な活動をしていきたいと思います。

さて、前回のブログでは、たった0.85℃の地球平均気温の上昇で、異常気象や氷解による海面上昇など様々な問題が起きているということをご案内させていただきました。


このまま放っておくと、「地球温暖化→大量の氷が溶けだす→海面の上昇」を招いて、上の地図のように大変なことになってしまう危機的状況にあることをご理解いただけたと思います。

今回は、地球温暖化の原因について、ちょっと知っていただければと思います!

IPCCが発表した「AR-5」というレポートでは、「地球温暖化に疑う余地はない」「20世紀半ば以降の温暖化の主な原因は人間の影響が極めて高い」と発表されています。

◆IPCCとは
・気候変動の原因や影響を検討し評価する国際機関で政治的な判断を一切しない
・参加国195か国 800名以上が参画
◆AR-5とは
・2014年に「IPCC」から出された最新の評価書

この「人間の影響」とは、「温室効果ガスの増加」のことです。特に二酸化炭素(CO2)の排出量と気温の上昇が比例関係にあることは、客観的事実として認識されています。その温室効果ガスによる地球温暖化のメカニズムを簡単に表すと下の図のようになります。


日本の人口は、少子高齢化が進み減少傾向となっていますが、世界的には人口は増加し続けています。普通に考えれば、人口が増えればCO2排出量が増え続けていくことは当然の話です。しかし、このまま指をくわえて地球温暖化を看過してしまっては、ますます地球は住みにくい環境になってしまいます。

ということで次回の機会では、「CO2削減への世界の目標と約束事」について書いてみたいと思います。ぜひご期待ください!

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